「外資系企業へ挑戦してみたいけど英語力が不安だ」という方のために、『外資系企業に転職できる最低限の英語力』がどんなレベルなのかを共有します。
簡単に結論をお伝えすると、私は英語話せないけど外資転職できました。
もちろん、私が所属している会社での業務に日本語しか使わないとかそういうオチはなく、日常的に英語を使いますし、英語での面接もありました。
そのため、入社当初の私は外資系に所属できる最低限の英語力を持っていたんだと思っています。
『外資系企業に転職できる最低限の英語力』 とは一体どんなレベルなのでしょうか。
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『外資系企業に転職できる最低限の英語力』 とは
外資系企業というとエリートで、もれなく英語が話せるイメージを持つ方もいると思います。
私も入社前には同じようなことを考えていました。
実際に入社してみると、入社前に想像していたことと実態とのずれみたいなものが見えてきました。
英語を話せなくても本当に外資転職できるの?
この問いへの回答は間違いなく「英語を話せなくても転職できる」となります。私の経験がその根拠です。
それでは、最低限必要な英語力とはどのようなレベルなのでしょうか。入社時の私の英語力を振り返ってみます。
入社時の私の英語力
客観的に分かるようにTOEIC、留学経験、海外渡航歴などの項目に分けると以下の通りです。
- TOEICスコア:600点台
- iELTS:語学学校のレベルチェックで5.0程度
- 留学経験:なし
- 海外渡航歴:海外旅行で2回ほど
外資系企業の社員のスペックとしては満足できるものではないと思います。簡単な日常会話ができる程度ですね。笑
TOEICスコアは600点あるものの、そもそもSpeakingとWritingがない試験です。
英語を話せるという観点ではあまり意味がないものかもしれませんが、英語力のイメージを掴みやすいのではと思って載せています。
iEltsはSpeakingもWritingも試験に含まれているため、レベルを理解しやすいかと思います。その一方で、あまりなじみのない試験かもしれませんね。
ビザの申請などに使う試験ですが、例えばイギリスの学生ビザはこのレベルでは申請できません。
英語の面接はどうやって通過したの?
面接で少し英語で話してみましょうという事になりました。これが一番しんどかったのですが、面接中にこんなことを言われました。
どの程度か分かりました。訓練したら話せるようになるんじゃないかな。
『面接官にどの程度のレベルか理解してもらい、話せるようになると理解してもらう』ことが重要です。
TOEICを勉強する中で、文法理解とリスニングを鍛えました。
ちゃんと話せないのは面接で明らかになってしまったのですが、ある程度「文章の構成」が分かり、相手の話していることを「聞いて理解する」ことができたのです。
- 相手の話をある程度理解できる
- 多少間違えていても文章を作ってなんとなく言葉にできる
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英語力よりも大事なものがある
英語はコミュニケーションツールなので、確かに必要不可欠です。しかし、それ以外にもっと必要なことがあります。
『あなたはどのような仕事で成果を上げることができますか?』
あなたがどのような職業で入社したいか、また、入社後にどのような成果を上げることができるのか。それを確実に説明できるようにしましょう。入社後に言われたことがあります。
英語なんていずれ話せるようになる。君にしかできない仕事を続けてくれ。
まずは自分の職能をしっかりと説明できるように準備しましょう。
外資系企業に転職できる最低限の英語力+αで外資企業への扉を開く
外資系企業に入社するための英語力と、英語力以上に必要なことをまとめると以下の通りです。
- 相手の話をある程度理解できる英語力!
- 多少間違えていても文章を作って言葉にできる英語力!
- 成果をあげられる職能を見つける!
英語力がないから外資系企業に入社できないと嘆くのはやめて、挑戦を続けることが入社への近道かもしれません。
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