学生生活が終わって社会人になって気がつけば30歳前後に。
社会人生活を振り返ると長いようであっという間です。あの時叶えたかった夢や目標には近づけましたか。
中には理想の自分に近づいた方もいますが、すべての人間がそうなれるわけではありませんよね。
もしかしたら、挫折や苦労で疲れてしまっているかもしれません。あの時こうしたら違う人生だったかなと考える日もあります。
働き盛りの30代、社会人生活も落ち着いてきている一方で、かつて実現させたかった夢や目標を今も持っているのではないでしょうか。
夢や目標に挑戦してみるのも悪くないかもしれません。
私は30歳で外資系企業へ転職しました。
小さいときから夢見ていた海外への挑戦、想像よりも遥かに刺激的な毎日を送る事ができています。
私の経験を振り返り、外資系企業へ入社するために取り組んだことを紹介します。
夢の外資系企業に挑戦するために必要な素質
私は業界は変えずに、日系企業から外資系企業へ転職しました。
現在は日本の拠点に勤めていますが、様々なところに両者の違いを感じています。
会社から社員に対して、求められていることが異なります。
外資系企業で求められる素質
私は30歳前後に外資系企業には転職エージェント経由で転職をしましたが、入社選考を振り返ると次のようなことが求められていると感じました。
- 能力を上げ続けられるか
- 自分以外の人間を巻き込む力があるか
- 業務上での成功体験があるか
能力を上げ続けられるか
ただ能力を上げるのではなく「どのような目的で、どのように能力を上げていくか」という視点を持っているかを見られています。
例えば、次の二人の事例を確認してみて下さい。
こんな人が好かれる傾向があります。
もちろん、業務に必要な基礎知識がない人は能力不足だと思われてしまいますので基礎知識はあることが前提です。
それに加えて「目的を持って新しい知識を付けることで、目的を達成しよう」という視点が必要です。
自分以外の人間を巻き込む力があるか
周囲への影響も重要です。新しいチャレンジをする上で、チームを巻き込んで成果を上げる人材は価値があります。
このチャレンジには彼の力を借りよう!このチャレンジを通して大きな自信を得るいい機会だと思う。
新しいチャレンジをしようと試みるビジネスマンは、チームのメンバーがどのような能力を持っているか理解しています。
そのため、成果を上げるために周囲を巻き込み、チームとして成長していく機会を作り出します。
業務上での成功体験があるか
自分で考えて成長するだけでなく、チームとして成果を上げ続けるような成功体験をすることが必要です。
前回はこういう狙いで取り組み成果を上げた。しかし、今回の案件は一筋縄ではいかない。別の視点で見てみよう。
成果が上がらない場合、どのようにしたら成功できるのか。
そのプロセスを知っている、つまり、業務での勝ち方を知っている人材は非常に魅力的です。
外資系企業への挑戦に対して当事者意識を持とう
外資系企業での転職で重視されている素質を次のように紹介しました。
- 目的を達成するために新しい知識を集める
- 周囲と知識・経験を共有し合う
- チームで成果を上げる取り組みを続ける
- 成果を生み出すためのプロセスを経験する
このような視点で自身の経験を振り返ってみましょう。
外資系企業が求める人材に当てはまるエピソードを思いつきませんか?
あなたはこれまでの経験で、「夢だと思っていた外資系企業で求められる素質」を培っていたのです。挑戦する準備はもう完璧に整っているのです。
当事者意識がなければチャレンジはできません。今こそが、夢にまで見た挑戦の時です。
業務に必要な知識はしっかりと身に着けよう。この新しい知識があればこれができるようになるし、この知識を身に着けよう。